難波 平人 (絵画/委員)
Hirato Nanba
1941 〜
広島
1975 第18回安井賞展出品・賞候補 以後6回出品(’80、’84〜’86、’90、’91)
1976 第12回現代日本美術展、第13回日本国際美術展(’80、’82、’86)
シェル美術賞展佳作賞受賞(’79出品)
日仏現代美術展2等賞受賞(’77佳作賞)
1979 第14回昭和会展出品(’81、’82)
1981 明日への具象展招待出品
1983 二紀展 同人賞受賞、以後宮永賞、会員優賞、鍋井賞、栗原賞、文部科学大臣賞、第65回記念二紀展記念賞受賞
1994 文化庁現代美術選抜展招待出品
1995 文化庁芸術家特別派遣(トルコ)
1996 文部省在外研究員派遣(フランス・イタリア)
2002 広島文化賞受賞
2004 中国文化賞受賞
2006 マケドニア・スコピア国立現代美術館、オーリッジ国立美術館招待出品
現在 二紀会理事、広島大学名誉教授
「銃眼塔を持つ村ウシュグリ(グルジア)200F
グルジアの秘境ウシュグリ村を取材し制作した。この小さな村はコーカサス山地の最奥の標高2100mにあって、人が住んでいる所としてはヨーロッパの最高地点にある。12世紀からの銃眼の塔が多く残る独特の景観は世界遺産となっている。この塔を備えた家は「血の掟」という家族同志の抗争の復讐に対抗するための家族単位の砦であった。圧倒的なその姿は孤高で崇高ささえ感じさせた。
生きることの厳しさを表現しようと思った。
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