日下部直起(絵画/会員)
Naoki Kusakabe
1959〜
京都
1995 東京セントラル美術館油絵大賞展 佳作賞受賞
1996 昭和会展('03'04)
1997 第51回二紀展二紀賞('99同人優賞、'01宮本賞、'02損保ジャパン美術財団奨励賞、'05会員賞)受賞
2000 伊豆美術祭絵画公募展 佳作賞('01佳作賞、'02佳作賞)受賞
2004 文化庁芸術家在外研修員特別派遣としてフェレンツェ滞在
「回帰」150F
父が他界し、生と死の問題を身近に感じ、モノの輪廻転生を表現してみた。アーティチョークの花が生を終えてもなお色を保ちながら乾燥し,新しいモノとして甦っていく。鹿の骨も山の滝壺の中で洗われ、風化し、大事な部分だけ残って美しい形となる。生と死は表裏一体のもので、すべてはまた甦り、別のモノとして回帰していく。
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