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 加藤 修(絵画/会員)Osamu Kato
 1959〜
 茨城
 1993 第36回安井賞展入選(’94第37回展入選)1998 第52回二紀展 安田火災美術財団奨励賞受賞
 2000 第19回安田火災美術財団奨励賞展 特別賞受賞
 2001 文化庁在外派遣研修員としてニューヨークに1年滞在(〜2002.8)
 2002 個展(ニューヨーク チェルシーにて)
 2004 第7回春季二紀展 東京銀座画廊・美術館賞受賞
 2006 文化庁在外研修員の会美術部門40周年記念「出会の翼」展(日本橋三越本店)
 2007 旅展 文化庁在外派遣40周年記念展「選抜展」(文化庁主催)
 2010 「発光する記憶たち」(登録有形文化財 大野屋旅館 成田市)
 「鉛の鏡に映るもの」150変「鏡」と題した姿見サイズの鉛貼りのパネルは、表面が酸化し実際の鏡のようには鑑賞者の姿を映す事はない。しかし実はその事自体が作品の主題のすべてなのである。鏡としての機能を持たず観る者の姿を映さないのか、それとも社会において希薄な存在である個人というものを明確に映し出しているのか。作品タイトルを読み、「映らない」と言った人がいたならば、それは私の制作行為という種蒔き作業の一つの結実なのである。
 
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