難波章人(彫刻) Akito Nanba 福岡
「空間ドローイング2010」155×40×40 空間の中に直接、鉄の素材で描いていく感覚を意識して制作している。この作品では、生命の骨や肉片をイメージさせるように番線をガス溶接にて溶かしながらモデリングを行った。出来た作品は時間の流れとともに消滅した後、残されたカタチである。「生命の存続の危機」という我々が直面している現代の様々な問題について表現を通して考えていかなければならない。