南口 清二 (絵画 /委員)
Seiji Minamiguchi
1947 〜
東京
1971 東京芸大卒業制作展大橋賞受賞
1987〜88 文化庁在外研修員 イタリア派遣
1989 第43回二紀展田村賞受賞
1993 第48回二紀展宮本賞受賞
二紀展黒田賞受賞
「道」 200F
困難な時代の人間をどうとらえるか?どう描くかがテーマ。人はいつどこで自分を見い出すのだろうか、ものを凝視することで、雑踏のなにげない時に全てが見えてくることもある。様々な人間のドラマが展開する「道」。一人の人物のイメージが最初にあった。その人物との係わりが群像になり、彼らの視線の交差が画面構成へとなっていった。描写は消すことでもある。描くことと消すことの振幅が形をつくっていってくれる。
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