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PAINTINGS & SCULPTURES

木口昭太郎

木口昭太郎 (絵画 /会員)
Shotaro Kiguchi
1937 〜
東京
1971 光陽会作家賞受賞 光陽会退会 第25回二紀会初出品 新人室
1974 第28回二紀展同人推挙
1975 銀座サロンドボナ画廊企画個展
1981ー82 活水女学院(長崎)講堂兼礼拝堂両面ステンドグラス制作

「癒やし・入魂」 100S 油彩 キャンバス
イエス・キリストの受難と復活が主要テーマである。十字架は信仰とモラルの象徴であるが、壊れた十字架は過ぎ去った2000年の時を象徴している。破壊の時代は今日も絶えることなく続き、世界はまるで迷える仔羊のように藪の中へ追いやっている。キリストは時代の経過に耐え、迷える者を薮の中から捜し出し、背負って群れへ連れ戻す。2000年の時の経過と腐食と破壊の現代を、受難と復活のキリストで表現したいと願って連作する。