PAINTINGS & SCULPTURES |
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Hideo Tatsumi 1940 〜 茨城 1981 第35回二紀展宮本賞受賞 1985 第39回二紀展文部大臣奨励賞受賞 1982、86 第16回現代美術選抜展(文化庁)出品 1988 第42回二紀展菊華賞受賞 1999 紀伊国屋画廊第29回シリーズ展2「立見榮男展」 河童や狒狒や鯰は、いずれも東洋では古来より親しまれてきた主たちであり、野の風に遊ぶ主たちである。自然界は整然とした秩序にあふれているが、計り知れない機知も奇想もある。野に棲む主たちは風の音に天地の躍動を感じ、驚き歓喜する。これら歓喜のざわめきが野の風となり、再び万物に交わり、輪が拡がる。画面中央に飛ぶ赤い布切れに、野の風を象徴させた。 |