PAINTINGS & SCULPTURES |
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1959〜 京都 1995 ′95東京セントラル美術館油絵大賞展佳作賞受賞 1996 第50回二紀展優賞受賞 1997 第51回二紀展二紀賞受賞、同人推挙 1999 第53回二紀展同人優賞受賞 刻の扉 海辺に打ちあげられたモノは、様々な刻を凝縮して内からにじみ出る色あいを発している。生きていた魚やカニも風化して、そぎ落とされた形は本当の美をもっているようだ。人間に使われていたモノも、その使命を終えた時からそのものの本来の美しさが現われる。道ばたに落ちていた錆びた鉄くずさえ、光をあつめて虹色になる。風化したモノの底知れないエネルギーと創造のふくらみを表現したい。刻をしみ込ませた扉をひらくように。 |