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根来　恒子

根来　恒子 （絵画／ 会員） Tsuneko Negoro 1938 〜 三重 1971　国際形象展出品　以後終わりまで 1989　ニューヨークソーホーにて個展 1996　シドニー日本文化センターにて個展 1999　ロスアンゼルス日米交流会館にて個展 瞽女まんだら　F100号（162×130） 油彩　着物布　帯布 長い間、私は遊女をテーマとして参りました遊女を通して、女の生き方、悲しいまでの強さ、美しさ、そして情念の世界を追求して来ました。しかし四年程前から作品のまわりをフレームの様に着物や帯地でパッチワークなどの作業をして張りつけることをやり始めました。これは仏教の世界のまんだらを再現して遊女の絵をより情念的に深めようという意図のものです。三重に重ねた布切れで作った六角形のパッチワークは仏像を意味してます。