PAINTINGS & SCULPTURES |
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Saburou Sunaba 1926 〜 東京 1951年 宮本三郎氏より素描指導受け、佐々木孔氏に師事 1954年 二紀展初出品初入選 1986年 スペイン、タラゴーナ滞在、制作 スペイン壁、イコン壁画参考にし、ギリシア神話テーマに作品発表 この裸婦群像の下敷きは、ギリシア神話「パリスの審判」で、回りの枠は、生命の誕生、嫉妬、女の葛藤をイコン型式に表わしたものである。技法的には、方解末をホワイトで練り合わせて、フレスコ風に仕上げている。人物は単なる女体の組み合わせに係わらず、人間の葛藤を表わしたいと努力している。 |