遠藤 幹彦 (彫刻 /委員)
Mikihiko Endo
1949 〜
東京
1982 二紀展にて安田火災美術財団奨励賞受賞
1984 第3回高村光太郎大賞展にて美ケ原高原美術館賞受賞
1988 安田火災野外彫刻コンペにて安田火災美術財団賞受賞
1999 二紀展にて文部大臣奨励賞受賞
兆し
円環は、生命を守り、育む母親の子宮を象徴したものとして作りましたが、形態としての円環は求心的であり遠心的でもあります。下部を厚く、上部を薄くしてありますが、全体でほぼその力が均衡を保つ厚みにしたつもりです。具象彫刻(女性像)を抽象形体(リング)と組み合わせることによって、空間的にもイメージにおいても、広がりが出てくればと願っております。
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