西村 榮悟 (絵画 /委員)
Eigo Nishimura
1927 〜
福島
題名 浮遊ーブロワ
サイズ 200P
天空の刺す様に聳えるヨーロッパの美しい寺院の尖塔たち。ロワール河畔の町、ブロワの黄昏色の広い空の下で見た風景から、このイメージは膨らんだ。その旅で出遭った諸々の『物』達もまた、生命と時間の象徴として私の中で生れ変わり、構想を広げて行く。この作品では、古い時間を宿した人形や解き放したメリーゴーラウンドの木馬を主役に仕立てて、聖なる塔と対峙させ、無限の虚空に浮遊させてみたかった。これからも、生命と時間の織りなすドラマを追い続けて行きたい。
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